表示形式で出来ないことリスト

表示形式ではさまざまな設定を行えますが、もちろん仕様を超えた事は行えません。 以下に「出来ないことリスト」を挙げます。

他のセルの値を看視
表示形式で看視できるのは設定するそのセルの値のみで、 他のセルの値や状態によって表示形式を変化させることは表示形式の設定では出来ません。
入力値が小数を含むかどうかの判断
条件式によって「ある数値と大きい、小さい、等しい」という「数値の区切り」は判断できますが、 セルの値が小数点以下の数値を含むかどうかの判断は出来ません。 #.??という表示形式で小数点以下の未入力桁を非表示にすることは可能ですが、それでもピリオドは残ります。
切り上げして表示
特定の桁で改行コード挿入(Ctrl+J)をして「切捨」表示のように見せることは可能ですが、 切上表示は表示形式では出来ません。
文字列の比較
数値はその値によって表示形式を切り替えることが出来ますが、 そのセルにどのような文字列が入力されたかまでは判断できません。 文字列はプレースフォルダで表示位置を設定できるだけです。
値の変換
これはよく誤解されがちですが、表示形式でセルへ入力された値とは違う表示に なっていても入力された内容が「変換」されているわけではありません。 表示形式はその名の通り見かけがその表示になるだけであって、 値が変換されるわけではないのです。 正数値に「-(ハイフォン)」をつけてマイナスのような表示にしても、 セルの値は正の数値のままです。それに勘違いや誤解の原因となるので、 実際のセルの内容とあまりにもかけ離れた内容で表示させるのは考えモノ。
ただし、例外として、セル範囲をコピーしてテキストエディタなどに貼り付ける場合には、 表示形式によって表示されているものが貼り付けられます。
英語月名を大文字
出来そうで出来ない。表示形式での設定にはアルファベット小文字を大文字にする機能はありません。
=UPPER(TEXT(A1,"d-mmm"))のように他のセルへ関数で対処する以外にありません。
漢数字入力をアラビア数値表記
もともと漢数字入力されているものは「文字列」として認識されます。 表示形式では文字列を数値に変換するような手段は用意されていません。 従って、通常のアラビア数値表記に変換することはできません。マクロやユーザー関数でも至難の業。
・・・気が付き次第、追加していきます。

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