マクロを利用することの最大の目的は・・・
これらの恩恵として業務効率の改善を期待することが出来る。
一般論としてどのように業務効率化が図れるかを論じるのは難しいが、マクロは次のような機能を期待して利用することが多いだろう。
マクロの利用のその第一歩は「マクロの記録」の利用である。
これにより、ユーザーが行ったExcelに対する操作を記録することが出来る。記録しておいたマクロを実行すると、操作を再現できる。同じ操作をより少ない手順で実行することができるというわけである。
ただし、マクロの記録を利用する場合、それはユーザーの操作をそのまま記録したものになる場合が多く、融通性に欠ける場合がある。
記録されたVBAコードを編集したり、また、記録場所(モジュール)へ直接VBAコードを記述することで、記録だけではできない動作を実現することができる。
など。
たとえば、エクセルで次のような動作の時、自動的にマクロを実行するようにもできる。
・・・等々
これらはイベントと呼ばれ、エクセルで起こった変化、またはユーザーが行った何かの動作である。それらをきっかけとしてマクロを実行するので、ユーザーが意識せずにマクロを実行させることも可能である。
マクロというものはExcelに「いくつかの作業をまとめて(半)自動的にやらせてしまう」機能である。毎日手作業でひたすら同じような作業を繰り返している方には、ぜひともお勧めしたい機能である。
ただし・・・・
「マクロの記録」だけではなかなか思うとおりには自動化できない。
「記録した以上のことをさせる」・・・思うようにマクロで仕事をさせるためには、ある程度記録したマクロをカスタマイズする技術、つまり、あなたがExcelにやってほしい仕事の手順をExcelに教え込むVBAの言語能力が必要になってくる。それがマクロの難しさでもあり、また、面白さでもある。
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||