Excelでは「マクロ」と「VBA」という用語が同義で扱われることが多いが、私自身は次のように認識している。
Excelにおいて「マクロ」というのはExcelの機能の一つであり、「VBA」は「マクロ記録用の言語」として「マクロ」機能を実現するために用意された道具であるので、厳密には同義ではない。
「マクロ記録用の言語」である「VBA」はExcelブックに設けられたマクロ記録用の「モジュール」という部分に記録される。記録されるので閲覧することが出来、また、編集することが出来る。編集することが出来るので、一定のルールを満たしている書き方をすれば記録したマクロをカスタマイズすることが出来る。また、まったく白紙の状態からExcelを操作するマクロの命令を書くことが出来る。
「マクロの命令」を書くことが「プログラム言語でプログラミング」することと似ているので、記録したマクロを書き直したり、白紙状態からマクロを作ることを「マクロプログラミング」と呼ぶ場合がある。
VBとVBA、どちらかを扱えるひとはもう一方の扱いも容易になる、ということも聞いたことがあるが、みやほりんはいまだにExcelVBA一本である。それでも、まったく歯が立たないというものでもなくて、VBのコードやVBScriptのコードを見ると「なんとなく」何をしようとしているコードなのかわかる(ような気がする)。
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