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#N/A
「検索関数(VLOOKUP,HLOOKUP,MATCH等)で検索対象範囲に完全一致する値が存在しない。」
検索値が検索範囲に存在していない。
- 単にエラー#N/A表示を非表示(空白文字列)に置き換える場合
- IF関数にて適切な分岐を行う(=VLOOKUP(C1,A1:B10,2,FALSE)という式の場合)。
=IF(ISERROR(VLOOKUP(C1,A1:B10,2,FALSE)),"",VLOOKUP(C1,A1:B10,2,FALSE)) など
- 条件付書式でエラー時フォント色変更を行う。
条件付書式(メニュー[書式(O)]>[条件付書式(D)])で
「数式が」「=ISERROR(VLOOKUP(C1,A1:B10,2,FALSE))」などとして条件付書式のフォントを
背景色と同じにする。
- 「同じ値を検索しているはず」でもこのエラー#N/Aが出る場合
検索範囲の値が本当に検索値と一致しているかを確認すべきである。
式が適当であり、リストにある値と検索値が一致していれば、このエラーは発生しない。
次のような場合はエラー#N/Aが表示されるので注意すべきである。
- 検索値が数値で検索範囲が文字列、もしくはその逆
- 検索値最後に全角または半角スペースが含まれ、検索範囲側にはスペースがない、
もしくはその逆。
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