セルの入力値をリストから選択するために
とすることが多いが、[元の値(S)]で指定したセル範囲に項目を続けて入力するだけでは、自動的に範囲は拡張されない。セル範囲の拡張を自動化するには、「名前定義」を活用する。
Sheet1のA1:A4に現在リストの選択候補としたいデータが入力されており、A5以降へデータが入力されてもそのリスト範囲を自動拡張するように設定すると仮定する。
まずは[名前定義]で自動範囲拡張のセル範囲を定義する。
続いて[入力規則]を設定する。
以上で、Sheet1のA列の行数に応じたリストを入力規則で選択が出来る。
=INDIRECT("Sheet1!$A$1:$A$"&COUNTA(Sheet1!$A:$A))
INDIRECT関数
「参照を表現する文字列を元に実際の参照を行う」
COUNTA関数
「データの個数をカウントする」
セル範囲を指定した場合は空白のセル以外をカウントする。
この関数の性質上、リスト内に空白セルがある場合は正確な行数を得ることが出来ない。
前(入力規則) 目次 次(入力規則のリストを設定したセルを分かりやすく)
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