均等割付についての考察(2)

以下は全角文字と半角英数文字における均等割付についての考察である。

全角文字と半角英数文字の比較

「セルに入力された文字列をセル両端から均等に配置する」のが均等割付であるが、 全角文字と半角英数文字では多少表示の仕方が異なる。 下記の図を参照していただきたい。下記は均等割付の状況が良くわかるように、 A列のフォントを等幅フォント(MS ゴシック)としている。

以上から均等割付では・・・・ つまり、入力されているのが全角文字か、半角文字かが表示のされ方の分かれ目と言えそうである。 推測するに、日本語の場合は「一 本 の ペ ン」と文字間が空いてしまっても意味は通じるが、 表音文字圏での表記で「a p e n」ではどこが単語の区切りかわかりにくくなるので単語単位での 均等割付になっているのであろう。
が、では、半角英数と全角英数を混在させて入力した場合はどうなるか、という興味が生じる。 結果は以下。

半角文字と全角文字の間にはスペースは存在しないが、連続した文字列とは認識していない。 連続した半角文字列のブロックは分割されず、全角文字は文字単位で均等割付される。 このことから、全角文字は「単語扱い」で均等割付している、とも考えられる。 思えば、全角文字でもっとも種類が多いであろう漢字は表意文字、つまり、 「一文字による単語」であるから、仕様としては一貫していると言えるかもしれない。

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