フィルタオプションを実行する前に抽出したいシートへ２行以上の抽出条件範囲を用意する。 抽出条件範囲の１行めに抽出対象とする見出し、２行目に抽出条件を記入する。 以下の例では　A1:B2　の範囲を抽出条件範囲としている。 また、抽出したデータを表示する範囲先頭に抽出したい項目の見出しを記入する。 この際、抽出項目は抽出条件の項目を含まなくてもよい。

【Sheet2】抽出・表示側

	A	B	C
1	日付	品名
2		消しゴム
3
4
5
6	日付	金額
7
8
9

【Sheet1】データベース側

	A	B	C	D	E
1
2
3
4
5
6	日付	品名	数量	単価	金額
7	2005/5/11	鉛筆	12	98	1176
8	2005/5/11	ふでばこ	1	480	480
9	2005/5/12	ノート	3	118	354
10	2005/5/12	消しゴム	2	58	116
11	2005/5/13	ふでばこ	1	480	480
12	2005/5/13	定規	1	108	108
13	2005/5/14	消しゴム	4	58	232
14	2005/5/14	消しゴム	4	58	232
15	2005/5/15	鉛筆	6	98	588
16	2005/5/15	定規	1	108	108
17	2005/5/16	ノート	3	118	354
18	2005/5/16	消しゴム	3	58	174

この場合は必ず　抽出・表示を行うシートを選択した状態から次の操作を始める。
データ(D)＞フィルタ(F)＞フィルタオプションの設定(A)
もしくはキー操作で
Alt＋D＞F＞A

抽出先を指定した範囲(O)とし、 リスト範囲をSheet1のデータベース範囲、抽出条件範囲、抽出範囲にSheet2の該当範囲をそれぞれ設定。

OKで下記のように抽出されます。

【Sheet2】抽出・表示側

	A	B	C
1	日付	品名
2		消しゴム
3
4
5
6	日付	金額
7	2005/5/12	116
8	2005/5/14	232
9	2005/5/14	232
10	2005/5/16	174

「品名」が「消しゴム」である「日付」と「金額」のデータを抽出。 一つのデータベースから要素ごとにデータをシート分けすることに応用出来ます。