オートフィルタ

オートフィルタはリスト(データベース)から複数の条件で絞り込んで 必要な情報をリストアップするのに便利な機能。 一件一件ジャンプする「検索」と違って一度にリストから対象データを表示することが出来る。

◆設定手順

見出しを含むリストの範囲を選択して メニューより
データ(D)フィルタ(F)オートフィルタ(F)
もしくはキー操作で
Alt+DFF

◆使い方

オートフィルタを設定するとリスト一行目にプルダウンボタンが作成される。 プルダウンボタンクリックで表示されるリストからデータを選択することで 該当しないデータ行(レコード)は非表示となり、必要なデータが抽出される。

◆もう少し高度な使い方

リストからデータを選択するほか、より詳細な条件で抽出することが出来る。 プルダウンリストには次の項目が用意されている。

トップテン


数値をフィルタリング分析するのに便利。 トップテンとなっているが、次のようなフィルタリングが出来る。 「上位50パーセントのデータ」「下位8件のデータ」などと指定することが出来る。

オプション


検索条件を2件、AND、ORの組み合わせで抽出する。

空白セル

リストから空白になっているレコードのみ抽出。

空白セル以外

リストからデータが入力されているもののみ抽出。

◆注意点

オートフィルタは次のような点に注意して使用する。
見出し
必須ではないが、リストに見出しがあったほうがよい。 見出しがない場合は最初の一行目がフィルタ対象とならない。 見出しのないリストの場合はリスト範囲を指定する際に先頭行に空白行を追加することをお勧めする。
セル結合しない
セル結合、とくに行方向への結合を行った「表」はデータベースとして役に立たない。 人間は見やすいかも知れないが、Excelのデータベース機能を十分に利用できない。
「戻る」ボタンが使えない
オートフィルタを実行した時点、フィルタの状態を変更した時点、フィルタを解除した時点において それまでの作業状態がクリアされるので、「戻る」ボタンで編集前の状態に戻すことが出来ない。 したがって、フィルタ使用中の編集には神経を使う必要がある。
リストへ表示できるのは1000件まで
フィルタリストに表示できるのは1000件まで。もしリストにユニークデータが それ以上存在する場合にはプルダウンリストから「(オプション)」を選択して 直接抽出データをダイアログのテキストボックスへ抽出データを指定する。
「オブジェクト非表示」に注意
メニューの ツール(T)オプション(O)表示オブジェクト全て非表示(D) のオプションを選択していると、オートフィルタの設定、および設定の解除が出来なくなる。

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