以下は
『アンケートの集計』(aya)  についての考察です。
【命題】以下のアンケート結果を集計する
ABCDEFGHI
1no回収日質問1質問2質問3質問4質問5質問6質問7
2Ans112/51232253
3Ans212/24553133
4Ans312/21432551
5Ans412/41432551
6Ans512/33313314
7Ans612/45255111
8Ans712/22133444
9Ans812/15115411
10Ans912/15141423
11Ans1012/22424113
【考察】
まず、上記の形のデータはピボットテーブルで集計するには多少扱いにくい面があります。実際ピボットテーブルを 作成してみるとわかりますが、集計データとして「質問1」単独、「質問2」単独の場合はそれなりに見やすい ピボットテーブルが作成できますが、複数のフィールドを集計した場合、それぞれの質問がクロス集計されてしまい、 かえって見にくい集計表になってしまいます。
そこで、アンケート結果を質問の種類ごとに1レコードとなるように展開したものをピボットテーブルで集計するよう にします。
【手順】
上記の表をもとに手順を例示します。
質問の種類ごとのレコードへ展開するための一手法として、アンケート結果の一覧表に名前を作成します。
  1. A1:I11を範囲選択
  2. メニュー[挿入(I)]>[名前(N)]>[作成(C)]
  3. 「名前の作成」ダイアログで[上端行(T)]、[左端列(L)]へチェックして[OK]
続いて、アンケート結果を展開します。
  1. Shift+F11で展開用の新規シート挿入
  2. A1へ「no」 B1へ「質問項目」 C1へ「回収日」 D1へ「回答」
  3. A2:D2へ下記の数式を入力
ABCD
1no質問項目回収日回答
2 ="Ans"&ROUNDUP(ROW(A1)/7,0) ="質問"&ROW(A1)-TRUNC((ROW()-2)/7)*7 =INDIRECT(A2) INDIRECT($C$1) =INDIRECT(A2) INDIRECT(B2)
  1. A2:D2の数式を必要行数フィルドラッグ。
  2. A3から最終データまでを選択してCtrl+C(コピー)
  3. 選択範囲をそのままで、メニュー[編集(E)]>[形式を選択して貼り付け(S)]  「形式を選択して貼り付け」ダイアログボックスで[値(V)]にチェックして[OK]  (9.の手順は数式を2行目だけ残して値固定化して、再計算負担を軽減するため)
以上でアンケート結果を展開したレコードが作成できました。
ABCD
1no質問項目回収日回答
2Ans1質問112/51
3Ans1質問212/52
4Ans1質問312/53
5Ans1質問412/52
6Ans1質問512/52
7Ans1質問612/55
8Ans1質問712/53
9Ans2質問112/24
10Ans2質問212/25
11Ans2質問312/25
12Ans2質問412/23
13Ans2質問512/21
14Ans2質問612/23
15Ans2質問712/23
16Ans3質問112/21
17  ・  ・  ・  ・
18  ・  ・  ・  ・
続いて、ピボットテーブルの作成。
  1. [データ(D)]>[ピボットテーブルとピボットグラフレポート(P)]
  2. ウィザードでデータ範囲、ピボットテーブル作成範囲を設定し、「完了」
  3. 「回収日」アイテムを行フィールド、「質問項目」「回答」アイテムを列フィールド、 さらに、「回答」アイテムをデータフィールドへドラッグアンドドロップ。
以上で下記のようなピボットテーブルが作成できます。
ABCDEFGHIJKLMNOP
1
2
3合計 / 回答質問項目回答
4質問1質問1 データの個数質問2質問2 データの個数質問3
5回収日12345123451
612/122221
712/212141214
812/311111
912/4112112
1012/51111
11総計231131032122102
(上記は作成したピボットテーブルの一部)
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